ジョブ型採用を見越した学生生活

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

社長選びと企業選び

企業選びをするときに、実は社長選びもしてほしいのです。上場企業に関しては様々な情報が出ています。例えば、京セラの稲盛さんの書籍は多数出ています。そういう本を読みながら、自分磨きは必要です。

さて、三菱の動きが気になりますね。組織の三菱というだけあって悪い意味でも組織的です。三菱自動車の様々なリコール隠しや改ざん事件など、金曜会(全三菱グループの社長と会長が集まる会)もさすがにもうかばいきれないという事で三菱グループから出しました。そして今回の三菱電機の検査不正問題。30年以上偽装していたそうです。そしてそれが空調だけでなく、他の電気系統も不正をしていたとの事です。そ

の責任をとって前社長が退任されました。そして新人事では、元専務の漆間氏がそのまま昇格して社長になったという事です。NO2がそのまま昇格しました。しかも新社長に昇格した漆間氏は2017~20年に、今回、品質不正が明らかになった鉄道向け空調装置を担当する社会システム事業を統括していました。

こういうことを聞くと、大企業はやっぱり内向きですね。ただ正直言うと三菱らしいとも言えます。世間の評判よりも自身の野心を追求し組織一体で守り抜く、まさに創業者、岩崎弥太郎の精神を受け継いでいるかのようです。偽装していたとはいえ、この30年間目立った空調の大事故はありません。その検査項目がきつすぎるのであって、現実は全然支障はない、といったところでしょうか?本当に岩崎弥太郎が言いそうなことです。そしてもっともっと大きな視点で物事を見て事業を進めていく、ような感じですね。

これが稲盛さんなら、そういう論調をきちんとお伝えするはずです。おかしいものはおかしいということ。でも三菱はそいうことは表立って言わずに、粛々としていく。三菱自動車はひどいですが、三菱電機はある意味では本当に三菱らしいといえばそうなんです。これも金曜会のトップ3の三菱重工業、UFJ銀行、三菱商事のお墨付きをいただいているから大胆な行動に出られるわけです。本当にいい意味で日本の伝統的な組織図です。

加速するジョブ型採用

厚労省の履歴書から性別を書かなくてもいいようになっています。そして面接で重視しないといけないことは仕事に関わることです。親の職業や出身地域などは全く仕事には関係ありません。だからそれを選考の基準にはいれません。そして思想信条だけでなく、人生観も加わっています。個人の自由を採用不採用に当てはめてはいけないと言うものです。あくまでも採用の基準にしてはいけないと言うことなんです。だから人生観を聞いてくる会社は未だにたくさんありますが、仕事は所詮価値観教育でもあります。そう言う意味で価値観というのは、終身雇用ではとても大事なものでもあります。ですので今までの終身雇用ではなく、仕事のエキスパート化が進み、総合職よりもジョブ型採用がどんどん増えていくことになるでしょう。三菱グループみたいな組織重要型の会社なら、お上のいうことよりも組織の論理でしょうから、そういう意味では本当にいいカラーを出しています。ではお上にべったりの会社はどうでしょうか?ある企業は人を育てるということに着手しています。ですから採用人数も多いですし、3年後に残っている人間がいい人財という考えのようでもあります。そういう発想もいいですね。ブラック企業ではなく、合わない人は自然と去っていくという論理です。

学生にとって大事なことはどういう職種で今後自分を伸ばしていくかを考えて学生生活を送らないといけません。研究なのか、総務なのか、営業なのか?どの会社で働きたいというよりも、どの職種でやっていくのかを考えて学生時代からその職種に関わるような学生生活を送ることが大事になってきます。うちで多いのが、企画です。企画をやりたい、と言ってきますが、そういうことを学生時代にしたことがなければ、それはなかなか希望に沿うことはできません。総合職は希望型だから、経験がなくても言えます。こういうことをしたい、でいいかもしれませんが、ジョブ型は経験値です。経験がない人をジョブ型で採用はできません。そういう意味で今はジョブ型がどんどん増えていきますので、今のうちから職種にそった行動をしていきましょう。企画をしたければ企画をしましょう。マネジメントをするなら人に関わることを経験しましょう。もしくは専門的なことを学んでいきましょう。大学生はどこで働きたいかよりもどういう業界で働きたいか、どういう職種をしたいかを考えた上での経験値を伸ばしましょう。企画なら便利グッズを作ることも方法です。1つでもやれば経験ですし。ただでもすれば経験です。対価はないかもしれませんが、その代わりに経験を積むという大きな代償をえられるわけです。そういう視点で行動していきましょう。目先の時給の10円、20円の差は関係ありません。長く務めたアルバイト先だからこそ、企画やマネジメント、営業などを率先してできます。ポイントは継続です。継続すればそれなりの先輩になるから、自分のしたことをできるんです。目先の10円、20円では経験は買えませんよ。

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