それのどこがおもしろい?

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

経営者の一番の仕事はロマンを作ること

このブログの前々回の内容で楽天の赤字のことを書きました。この赤字の原因は携帯電話事業の先行投資です。赤字になって当たり前なんです。そして記者会見で三木谷さんは、新聞記者に「携帯電話事業がなければ1000億円黒字ですよね。」と問われ、「それのどこがおもしろい?」と言い切った三木谷さんは、さすが!と思いますね。1000億円の黒字は経営者としてはうれしいかもしれませんが、単なる自己満足にすぎません。企業は社会課題解決が仕事です。今、まさに課題が明確になり、その解決していく最中なのです。日本はNTT、AU、ソフトバンクの寡占状態が大きな課題でそれぞれに特徴がない、5Gもこれから来るのにそこに割って入ることこそ、携帯事業の活性につながります。しかも楽天はなぜ、携帯事業に参入しないのか、不思議なくらいでした。自社の事業とあきらかに相関性強く、もっと早く参入していてもおかしくはありませんでした。そういう意味で経営者としてロマンを求め続ける経営者はさすがですね。

私のブログは賛否はあるものの三井系や三菱系、トヨタ、ソフトバンク、楽天などにかたよっているとも言われます。結局好きなところをついついよくも悪くも書いてしまうんでしょうね。

このロマンはニトリの社長がの似鳥さんがよく言っています。ロマンというのは何か表現しにくいけど、求めるべき夢のような感じがします。追求し続けることで中毒になるようなものです。それが経営者には絶対に必要です。従業員の物心両面での幸福の追求もいいでしょうが、それと並行してロマンを求めないと従業員はついてきません。似鳥さんだってチェーンストア理論の実践こそが彼のロマンなような気がしますね。

1000億の黒字より、社会課題に対しての赤字の方いいです。赤字にはいい赤字と悪い赤字があります。社会課題に対しての追求はいい赤字のほうです。日本はいざという時のために内部留保に進みすぎる経営差が多い中で攻めた経営をしていく企業はさすがです。

エピソードよりもエビデンスを。

よく言われるのは日本の経営者の多くは文系だから、エピソードのような情に訴えることが好きで、エビデンスを考えない、とも言われていいます。今日本企業は働き方改革で大きく変わろうとしてます。日本経済が成長してきた根本の部分の、根性論はもうしなくなってます。ですから、日本企業は大きく変わろうとしています。その一つが根拠の説明です。そういう習慣をつけていくと話が伝わりやすくなるます。仕事に速さを求める時代です。ある企業はエントリーシートを800字くらい書かせて、エントリーシートのことは読んでいるから聞かないよ、といういうことで面接をしていきました。ある企業は字数制限を設けずにエントリーシートを書かせました。いつまでも400字くらいのことを書かせてそれを深掘りして聞いていくということはあまり効率的とは言えません。今大事なことは、まとめる力ですし、要約する力です。そういう力が生産性を高めていくわけです。AIの普及で機械の方が人間より正確になって、経営者側はより確実な機械を使い、人間側の能力は使われる側と使う側で大きな隔たりが生じます。企業としてはより高い生産性を求めていくことになります。

学生さんといろいろ考えていく中で、実は、頭の固い人ほど、1つに決めます。この選択はいいですが、どうやるのか、なぜやるのかに焦点が向かないから、単にやるだけになっています。このやるやり方100通りあるにもかかわらずそこを考えようとしません。目的目標から逆算した、根本原因まで追究していくと行動が変わります。そういう習慣をどうつけるかです。文化祭の模擬店をなぜ、サークルで行うのか、売り上げ目標到達の先に何があるのか、でそのやり方は変わります。ただ、楽しいから、ただ、売上上げてみんなで飲み会したいからではなく、飲み会してどうなりたいのかを考える習慣がある子はやはり上手く行きます。飲み会して、楽しくなるじゃだめなんですか?と思考を止める学生さんは就活が難しいところはあります。ここが頭の固いということになります。柔軟な人はその先の目的まで考えます。

今、コロナでシフト希望を出せば入れなくても賃金が払われる会社もあります。そうなるといつもはそんなに出さないが、急に多くの勤務希望を出すお友達もいたそうです。その学生さんは働かなくてもお金をもらえるから出しているそうです。ではその企業の意図はどういったものなのでしょうか?目先の損得だけでシフトを出すのか、意図を感じて出しているかで学生さんの質の違いが浮き彫りになります。国のお金だということで、コロナ対策費をだまし取った経産省の役人もいるのですから、一概にはいえませんが、この行動の先を考える習慣をつけていきましょう!これからは本当に如何に素早く物事を考えれるかで収入格差に大きな差が生じることになりますね。

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