みなさん～、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

内定式後の内定辞退。

ネットニュースに内定式をはしごしている学生がいると載っていました。さすがにうちに通っていただいている学生さんにそんな失礼なことをする学生はいませんが、実際に過去、内定式後に内定を辞退したり、入社1か月前の3月に辞退した学生さんもいます。彼らの多くは、やりたいことがこの会社ではない、と実感している人が多いですね。そして何をしたいのかが明確になったから次に活動しても採用されやすいです。そういう学生さんは本当に必死だから、就活の行動が違います。しかも1回経験しているのでなおさらです。とても主体的に行動します。自分らしさが極端にでています。

実は就活1年目の学生さんの多くは、上手くアピールしたら受かるだろうと考えています。事前準備をしすぎる学生さんもいます。実際に出身大学というのはとても大きなハードルです。かといって有名大学を出ているからといって就活が上手く行くわけではありません。ただ、書類上のハードルは多少低くなるのは事実です。書類選考は上手く進んでも面接では上手く行かないというケースはとても多いです。

人事の人がもっとも嫌がるのは「なんでこんなやつ入社させたんや？」と言われることです。そういうことがないように面接を複数回繰り返しますが、やはりそういう人が入社してしまうのも事実です。日本ハムの新庄ビッグボスは、一見ちゃらんぽらんのように見えます。しかし彼は準備はきちんとするし、野球に対する知識は高いし、周りへの配慮もきちんとできる人です。それは彼の周りの人が良く言っています。つまり人事の目は人事側の主観だけでなく、周りの客観視もとても大事なんです。だからこそ、接触回数は大事です。いくら能力が高くても、～大学という閥は大企業には必ずあります。そういう学閥の少ない大学から入社する場合に、周りの評価はとても重要なポイントになります。その評価を高めるためにも数多くの人と会うことは大事です。そしてその人たちの評価の高さが人事の耳に入ります。そうやって学閥の少ないところから入社できるのです。いくら能力が高く、書類や面接の練習をどれだけ重ねても、人事の人にしか通用しないようなことをしてもなかなか学閥という殻は破れません。

そういう意味でも、内定式以降の辞退までして、また就活をしていこうとする人の強さはこういう突破力を生み出す要因でもあります。自分への可能性や自信を再認識してチャレンジしていくわけですからね。

大きい会社からだと転職もしやすい

転職しながらキャリアアップをすることは難しいです。その方法の一つがその会社での役職を上げていくことです。しかしそれには10年以上かかります。では次となるとやはり大手に就職することです。もちろん小さな会社から大きな会社に転職できる人も多数いますが、その多くはある意味でリストラをするときに選ばれやすい人材になります。何でもそうですが、川上から川下です。大きな会社で仕事に対する教育を受けてから、転職していくと上手くは行きやすくなります。そう考えるとやはり最初の企業は大きいに越したことはありません。だから内定式後の辞退はある意味ではうなずけます。もっと上にチャレンジしようと思うことはいいことです。正直、ネームバリューで就職したいと思うことは悪いことではありません。何をしたいかなんてそんなに決まるものではありません。そういう意味でもある程度やりたいことで大きな会社のみをまた受けることはいいと思います。ただなぜ、1年目はそういう会社から内定をいただけなかったかはもう一度よく考え直して改善しない限り、やはり上手くは進まないでしょう。

企業は同情では採用しない

これは何回も書いています。不採用の人は企業にとっては消費者と言う一面はありますが、それ以外はなんら関係はありません。つまり採用されていない人の同行は気にしないというわけです。当たり前です。企業というのはそういうものです。だから内定辞退したところであまり気にすることはありません。一度働いた会社を2，3年で辞めてしまってはいけませんが、まだ働く前なんですから自身の経歴には何ら支障はありません。そういう意味でも最初に行く企業選びはギリギリまで慎重になるべきです。一番大事なことは自分らしく好きなことをして生きることです。それがライフプラン上、家族が大事、人生の余暇が大事、自己成長が大事、などそれぞれの順位付けがあります。自己成長は仕事からできることが多いので、そうなると仕事の順位が上がりますし、家族が大事となると家族との時間が取れる仕事になります。今、研修を受けながら自分の優先順位を考えていくようにしてください。就活中は名誉欲にもかられます。そこにこだわりすぎると大事にしているものが見えなくなります。今一度4月になる前にしっかり考えておくことは大事ですね。

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