インターン参加は内定への近道ではない
みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
インターン参加は大事です。
インターン参加のメリットは①その企業入社したいという意思表示。②インターン内での企業情報。③人事の人とのコネクション。
おおまかにいえばこの3つです。この3つのうち一番大事なことはインターン内で紹介されたりしたその企業の情報です。この情報から何を読み取るかです。多くの学生が参加しているだけという人です。その先のその情報から何を考え、何に疑問を持つかです。こういう情報は面接ではとても有利になります。理由は志望動機や、何をしたいかなどに盛り込めるからです。
就活では、面接官が企業研究を聞いてくれません。自分で何を調べてそれをどう感じたのかを話すことが企業研究です。一次面接は過去のこと、二次面接からは過去と未来と両方を聞いてきます。二次面接を通過できない理由にいつまでも自己分析を話しするから決まらないのです。ポイントは企業研究です。企業のことをどこまで知っているかです。その情報の1つとしてインターンがあるのです。
インターンは企業側もよく見ています。
企業側も学生さんを見ています。うちの学生さんで、同じ企業に3回インターンに参加して早期選考を受けて、1回目で落ちました。しかも早期選考は集団面接で,
ES提出は免除です。一人当たり7分ほどだったそうです。1回受けても3回受けても早期選考の切符は得れますから、中での受け方を見られていたのでしょうね。さらに本選考に応募しても、電話があり、早期選考でダメな人は本選考もダメだと言われました。このように学生側以上に企業側はインターン参加者をよく見ています。合わない人は入れないという意思の表れですね。
企業側も優秀な人材をインターンを通して見極めたいのです。言い方を変えれば優秀でない人材はいらないというわけです。そこを見極められるということです。学生さんのすべきことはいかに優秀になるかという事です。企業側はみなさんの隠れた才能を見出すわけではありません。だから学生自身が磨いていかないといけないのです。それを磨けていない中で企業側の人に見られるというのはリスクですね。
優秀な人材、技術者
技術者の優秀な人の見分け方は、研究が好きかどうかです。いろいろな研究に手を拡げている人はあまり好まれません。一つの研究に対して根気強く向き合っているかです。こういう人は研究者には好まれます。理由は自分もそういうことをしてきているからです。技術者や研究者を採用する場合には必ずその部門の責任者が行います。だから根拠が明確で様々なことに手を拡げている人はいいですが、多かれ少なかれ、自分やその部署で優秀な人と同じような大学での研究を進めてきた人を好みます。
優秀な人材、営業職
やはりこれは、人を巻き込む経験がある人です。この力はガクチカで養われます。がんばって成果を挙げるためには人の力が必要です。本当に心から頑張り成果を挙げるためには何が大事かが見えてきます。だからガクチカを聞きたいんです。こういう巻き込む力のある人は、巻き込む方が企業側の求めるやり方と異なっても、指摘すれば修正がつきます。巻き込み成果を挙げていない学生は、上辺の巻き込み方だから経験がありません。だから指摘してもそれをそのまま鵜呑みにするので成果には結びつきません。大事なことは指摘して、試行錯誤して成果を挙げることです。この試行錯誤にズレがない様に指摘するわけです。
つまりは、インターンに参加したら技術職だろうが営業職であろうが企業側にもしっかり見られているという事です。ですから多く参加したからといって企業にとって必要な能力が欠如していたら余計に採用されないという事です。インターンに参加することに意義があるのではなく、明確な意図を持って参加しない限り能力を見定められるリスクも意識してください。まずは、自信の持てるガクチカを作ることを優先しないとインターンでのグループワークで見定められますね。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫