1月からの就活も間に合います。

1月からでもまだまだ間に合います

最近多い相談が就活全然していませんが、今からでも間に合いますか?という内容です。もちろん間に合います。就活はこれからが本番です。今からすべきことはガクチカの整理です。就活が遅れる理由の多くは行きたい企業がわからないという理由が多いです。しかしその学生さんとガクチカを作るとほとんどが内容に行き詰ります。

ガクチカの整理とは

行きたい企業がわからないと言っても多くの学生が行きたい企業は少ないです。就活しているうちに絞られていきます。だからまずは1歩を踏み出すことです。その1歩が踏み出せない要因にガクチカができていないことが多いです。頭の中では、学生時代に苦労したことはあるのですが、それをどう書いたらいいかわからないからなんとなく就活をすすめていても不安になるということでなかなか進まないんです。

例えば、ガクチカの内容を”学校内のサークルの大会で優勝した”ということで頭の中では考えていたとしてもそれはおおまかなことなので、本人は不安なんです。それをしっかり掘り下げていけば、だんだん整理がついていきます。

学生時代頑張ったことは、「テニスサークルの団体戦で優勝したこと」

優勝するために自分は何をしたのか、「団体戦のメンバーに入るために努力した」

どんな努力をした、「テニスの初心者だった自分が上達するためには、初心者メンバーと共に練習会を実施しその指導役として、同年代で上手い学生何名かを週替わりに依頼する」

なぜ、同学年で週替わりにしたのか、「あくまでも自分たちは3回生の時にチーム全体が強くないといけない、そのためには、自分たちだけでなく、もともとの上手い同学年の学生も指導することで基本に立ち返り上達していく」「さらに我々初心者メンバーが上達すれば、上級レベルの同級生も火がつくと思う」

個人的に努力したことは「毎日5Km走り込みをした。あくまでもサークル活動なので技術の高い学生は多いでしょうが、試合後半でばてない体力があれば技術面が上達したときには勝負になると思い欠かさず行った。その上で月に1回ほど山登りもして足腰を鍛えていた」

など、これはうちの学生のガクチカを整理していったときの話です。彼が最初に用意していた内容は上記の優勝という結果だけでした。それをその優勝のメンバーに入れたことに変換して考えていくと彼なりの創意工夫が見えてきました。テニス未経験者の彼が、3回生のときには団体戦の強豪メンバーに入れたのだから立派なものです。この強豪メンバーは優勝を目指した5人メンバーなので100人超えるサークルメンバーの中には新人でもすごく上手い人も数名いるんです。その中でどうやってメンバー入りしたのかに焦点をあてていきました。

就活は個性

こうやって整理をして行くと個性が見えてきます。上記の彼は、これだけで①負けず嫌い②先を見通して行動できる③毎日欠かさず走るところなどは自分に厳しい④メンバー集めなど人を巻き込む力がある等など強みだけでない部分が見えてきます。こういう個性が出てくるとなんとなく自分に自信が持ててきます。あくまでも人からみると結果が小さくても自分の行動に対する自信はでてきます。ですからそうなると企業と話がしたくなり1dayインターンなどにどんどん応募していきます。そして就活の波に上手に乗って、遅れていたことなど忘れてどんどん進んでいきます。

多くの学生が就活に出遅れる根本的な原因は「ガクチカの整理」が」できていないことなんです。だから整理して自分に自信がつけばどんどん進んでいきます。

個性を引き出すコツは苦労したことなんです。苦労したことを自分なりにどう解決していったか、その解決していくためには必ず自分の強みを使って解決していくんです。それを整理していくことで強みが見えてきて自信がわくということです。学生さんは約20年間生きてきています。その20年の間にいろいろなことを経験しています。その経験の中で個性が育まれます。どんなに裕福に暮らして苦労なんてないと思っていてもその成長の中で自分なりには苦労しています。その解決したことこそが強みの表われです。個性がない人はいません。強みの個性を見つけていきましょう!

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

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