パラダイムシフトの仕方は?
みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
内定塾流、結果の生み出し方で、パラダイム転換が最終形態ですよ、とお伝えしました。パラダイム、つまり今までの考え方や常識を打ち破って新しい価値観を創造することです。しかしこんなむつかしい論理はいりません。学生さんなんで、新しい工夫をして結果を生み出すわけです。その新しい工夫こそが従来の考え方を変えた方法です。ここが大事です。
うちの学生さんで、離職率の高い職場で働き、その離職率を改善しないとお店自体の売り上げが上がりません。彼はそこで、従来の職人さんとアルバイトさんの仕事上の距離に問題があると考えました。職人さんとの距離を埋めるために、店長との方が縮まりやすいと誰でも当時は考えます。そこの発想を変え、職人と縮まらない限り離職率の改善にはならないと考えていました。彼は離職率の原因は人間関係だけでなく、仕事があまりにも単純作業ばかりだからだと考えたのです。仕事に成長の歓びがないことが一番の原因であり、人間関係は次の問題であったのです。その仕事内容の権限はその職人さんたちが握っているのです。だから彼はまず、職人さんに認めてもらう行動をとりました。シフトよりも早く行き、準備の手伝いをし、最後まで残って職人さんたちが終わるまで帰らないようにしていました。本当はもっといろいろしていたのですが、そうこうして認められ、食事に行く機会が増えました。そして何回か一緒に行った上で、自分のプランを職人さんに聞いてもらいました。彼は改善はまず人を知ってもらうことが優先だと考えていました、その体験は海外ボランティアで経験したことです。考え方も違う人たちを一つの理念の基に作業を行うには、まずは自分を理解してもらう事の重要さに気づいたのです。それをここでもやぅているだけです。やがて認めてもらい、作業工程を細かく分けて、仕事に成長の歓びを与えていくことに成功し離職率が改善され売り上げも5倍に跳ね上がりました。
彼は辞める原因を突き止め、その改善にはお店の常識(完全なる分業)を止め、アルバイトも成長し、職人さんも成長し、みんなの給料が上がる仕組みを考え実行したのです。上辺の原因は、職人とバイトの人間関係だったかもしれませんが、そこに目を向けた学生は何人か失敗していたそうです。原因の基をきちんと見て、そこからどうアプローチするかです。つまりパラダイムシフは原因の追究が一番大事です。そのためには原因を細分化することです。この原因の細分化と根本をしっかり見つけることができれば、パラダイムシフトは可能になります。
大事なことはパラダイムシフトをして成果を挙げないといけません。成果をあげていないパラダイムシフトは就活では通じません。あくまでも大事なことは原因療法です。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫