嘘をつかないことを意識しよう。
みなさん~、こんにちはー、大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
最近の学生さんで気になることがあります。小さな嘘をつくことです。小さな嘘とは、例えばゼミが入ったから授業を振り替えてください、などです。これは別に意識して聞くわけではありませんが、雑談の時に別の理由があることが発覚します。嘘はついていることを忘れるんです。そういう軽い嘘なんです。この振り替えは前日までなら可能です、としています。だからゼミであろうと友達との食事だろうが構わないのです。
さてなぜこんなことを言うかと言いますと、大手に内定決まる人は、こういう小さな嘘はつきません。このブログでも何回も書いていますが、嘘はゼロのものが100になったりします。大事なことはゼロ→10→50→70→100となる過程なんです。この過程が人間力を伸ばすわけです。しかし嘘をつく人はこの10、50、70をすっ飛ばして100になります。だから力がついていないのがバレバレなんです。
次に厄介なのが、上記の嘘の場合、ルールは守っているのだから、嘘をつく必要はありません。ではなぜ嘘をつくかと言いますと、自分をよく見てもらいたいからです。つまり見栄の部分です。これが厄介です。人によく思われようとする嘘なんです。こういう人はすぐに人に見透かされます。しかしそこに気付きません。だから就活が決まりません。稲盛和夫先生がJALの旧役員に対して発した言葉の中に「経営に嘘はつくな、正直であれ、欲張るな、人に迷惑をかけるな、人に親切にせよ、子供の時に親や先生から教わった人として守るべき当然のルール。そうした「当たり前」の規範に従って経営をすればいい。」「簡単に聞こえるかもしれませんが、私は皆さんにとても厳しいことをお願いしている。」と言っています。つまり嘘をつかないという事がいかにむつかしいことかを稲盛さんは心底わかっておられるのです。
しかも自分の見栄のために嘘をつかないことがいかに難しいかを伝えています。特に歳を重ねれば重ねるほどそうです。しかも学生時代の頂点といってもいい大学3回生や4回生の皆さんに自尊心が薄いわけがありません。歴とした自尊心はとても重要です。しかし虚像である自尊心ほど虚しいものはありません。
嘘をつかないに越したことはありませんが、嘘をつくべき時とつかなくていい時の判断をきちんとしましょう。その判断基準は目標目的に対してのものだけです
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫
https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht