理念型経営に就職できる人財とは。

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

内定塾流 理念型経営に就職できる人財の特徴

前回のブログで、王道経営=理念型経営というお話を書かせてもらいました。ではそういう企業に就職できる人の特徴はどういう学生でしょうか?伊藤忠商事や三井物産、ジョンソンエンドジョンソン、P&G、パナソニック、京セラ、トヨタ、楽天、ファーストリティリング、JAL、キーエンスなどなど理念やフィロソフィー、クレド、ウェイなど理念に則った経営をしている企業です。

その前にこういう学生は受け入れられませんよという特徴をお話しします

就職が決まりにくい学生の特徴

依存の学生です。

自立とは自ら学び、自ら理解し、自ら行動する、事を言います。依存の人は考えることができない人が多いのです。依存の人は、責任を全うしません。その典型が努力を怠るのです。だから学生時代頑張ったことがない人は、自分で考える力がありません。与えられたものはつつがなくこなしますが、自ら考えを修正する力がありません。PDCAが回せないのです。継続はできても変化がつくれません。

依存の人は自己正当化の多い人です。自分のミスではなく周りに原因があると考えてしまいます。ですからいつも「あなたが」、とか「あなたは」、とか発言が全てあいてになってしまいます。発言以外の特徴は意思決定できない人です。ですから、「どうする?」「何をしたい?」など決定を人に委ねます。そして失敗したら決定者の責任にし、自分を正当化していきます。最近特に多いのが、都合の悪いことは全て親にしてもらう人です。「娘がこうこういっています」というお声を最近本当に増えました。直接言えばいいのに?といつも思います。

最後に、依存の人は「はい」と言ってやらないのです。これも同じで自分の言葉に責任をもちません。自分の言葉が軽くなります。依存の人であればあるほど言葉がいいかげんになっています。やらない理由をさも当然のようにつけてその場をしのぎます。そして誰かにしてもらって「ありがとう」といって済ませます。

自分が依存か依存でないかを考えるときに、言ったことをどれだけやっていないか考えてみてください。やらない場合が多いにのは依存です。誰かが代わりにしているのです。やらないことで成果を得ていないのです。

理念型経営の会社に就職できる学生

①理念という概念に共感できる。

これはまず理念がわかっているかです。学校では教えてくれません。理念はその会社の判断基準です。ある意味で規則みたいなものです。それをしっかり読み込み、共感できるかどうかです。やっかいなのが年収ベースで考えている学生です。年収を時給のように言っている学生が多いですが、時給と年収は全然違います。自分がそれだけの仕事の成果を挙げられるかです。ですから年収ベースで考えている学生さんには少し重たい話かもしれません。理念は会社の道徳であり、ビジョンです。そういう概念に価値を置けない学生さんはむつかしいですね。

会社選びの基準が自己成長です。自己成長をしていきたい、給料は成長とともに上がっていくという考えであるならばうまく行きます。王道経営は従業員の成長が会社の成長につながると考えています。就活の軸がそこにあるかどうかです

②目が輝いている。声がハキハキしている。とにかく明るい。

え?と思うでしょうが、目が輝いているかどうかは成長の大きな指標です。目が輝くという事は、未来をしっかり考えている人たちです。自分の未来を考え、準備をしている学生さんは本当に目が輝きます。先を見て生きているかどうかです。声がハキハキしている学生さんは結果をあげていおます。結果を出す学生さんの特徴の一つにテキパキと順序だてて行動している人が多いです。結果は大目標があって、そこに到達するための小目標の繰り返しです。その一つ一つのステップを踏んでいるので行動が俊敏になります。

③学生時代に受験以外で成果を挙げている。

これはとても大事です。心は理念に共感しても成果を挙げたことのない人は成果の挙げ方を知りません。王道経営の会社は成長し続けています。その人の集まりは自立している人ばかりです。成果を挙げれないという事は成果の挙げ方を考えられないという人です。基本的に成果を挙げるためには、大問題があって、それをクリアしようと思い、そして行動し、結果が出ます。成果はこの一連の作業です。成果の大きさは相手が決めます。我々ができる事は自分が出した成果をしっかりアピールすることです。それをきちんと小目標から設定し、一つ一つの小目標をクリアしていく経験が仕事でも成果を生みます。自立型組織には依存型が一番迷惑なのです。成果を挙げた経験があるから成果を挙げる手段を知っているのです。それが厳しい結果競争の社会で生き残っていけるのです。

④挫折をきちんと経験している。

実はこれってけっこうみんなないんです。失敗しないために事前に回避するようになぅているのです。しかも何かあったらすぐに親に助けてもらうという習慣がついています。だから塾生さんでもこの挫折をききだすのは苦労します。アルバイトで火の粉が来る前に辞めました、なんて発言をしているのは1人や2人ではないですから。つまり簡単に辞めれるということはその人の変わりはいくらでもいるわけです。挫折はというと思いがけない失敗です。そういう経験が受験以外あまりまありません。受験は決まっているもので、それは挫折とはいいません。合否のどちらかです。親がリストラにあい、学校を変えなければいけなくなった、とか目標に進んでいる過程で起こるものです。それをどう克服していくのかが大事です。この挫折を経験し克服し、今それを活かしている人は自立しやすい人です。挫折はだれもがいやですがそれを仲間が救ってくれたみたいなことになるといいですよね。

⑤論理的に話せて、傾聴能力も高い。

話をするときに、論理だてて説明することは当たり前です。聞き手にわかりやすく説明できないと時間の問題になります。そして聞く力が高くないと理解できません。話す力と聞く力は必ずセットです。論理だてて話せないと、人の話も論理だてて聞けません。そうしないと理解が遅くなります。

王道経営をしている企業に就職するとどうなるのか

①王道経営をしている企業に10年勤めると、能力が10倍上がります。

王道経営している企業は基本的に長命企業です。だから業績がのぼり龍のごとき上がっていきます。その根本原因は社員が自主的にPCA(プラン、チェック、アクション)」を繰り返していくから成長していくのです。王道経営の基本は「人材育成」です。この人材育成こそが従業員さんの宝です。この前、就職した学生さんから質問を受けました「働いたら、怒られるんですかねぇ?僕は怒られるのはいやなんです。」と。怒られるという響きは良いか悪いかわかりませんが、20代はたくさん注意されるべきなんです。20代でいろいろ教えてもらわないと、40代で知らないことは他の従業員さんが業務以外のことを教えてくれることはほとんどなりません。知らなければ無視されます。だから20代で先輩にたくさん指導されておくべきなんです。

王道経営の企業は従業員を大事にしているからこそ、教育に力を入れます。だからそういう企業に10年勤めあげるとすごい力がつきます。株式会社刀の森岡さんは、もともとP&Gで、マーケティングを学びました。そして今、様々な企業のコンサルをしています。神戸にネスタリゾートという大自然を使ったテーマパークがあります。ここはもともと大失敗したグリーンピア三木のあとにリゾートに変えました。森岡さんは立て直しを依頼された後、1か月そのネスタリゾートに野宿してその構想を練ったらしいです。そして大自然を存分に使ったテーマパークを考案したようです。なるべく大自然をそのままにしてその良さを活かしています。丸亀製麺も大きく立ち直らせています。そういうことをP&Gでものの見方を教えてもらっているからこそ、ポイントをしっかりみれるようになるんです。

世界のトヨタだって、従業員教育にとても力を入れています。企業は人です。人の成長が企業の成長です。だからこういう会社の入社条件の一つは「伸びる社員」です。伸びる要素がない人はのびません。だから入社できないのです。こういう会社に複数内定もらえる人は「素直」なんです。素直と従順は違います。依存の人は従順なだけです。人に従うだけです。だから何のためにこの作業をしているのか?という目的が見えていません。カイゼンできないんです。

②意味をきちんと理解するようになる。

就職偏差値って何?たまに就活生と話をしているとあの会社は就職偏差値65でお前の会社は45やなぁ。とかいう人に出会います。そういう人にはまず、偏差値の出し方を聞きます。偏差値はまず、平均点を出します。そして各点数の偏差を出して2乗した平均をだします(分散)。そしてそれに√します(標準偏差)。偏差値は(得点ー平均点)÷標準偏差×10+50です。だから平均点なら0+50で50になります。偏差値というものが入試に幅広く聞かれるようになったから、みんな順位をつけるのに使いたがります。偏差値はあくまでも平均を50とした時に、とどれくらい離れているかの指標です。就活は平均点もなければ、模擬試験もありません。平均点と人数が分かれば出ますが就活は点数ではありません。こういうこともわからない就活生が多いので、企業は一からわかる素直な人財がほしいのです。就職偏差値と言っている時点でその学生はこういう企業には就職できません。なぜなら、根本がわからず言葉だけを使っているからです。

③原理原則を理解する

理念型企業の従業員さんは原理原則を理解できます。原理原則が理解できれば、行動は変化できます。伸びる企業の条件は、伸びる社員がいるからです。伸びる社員は行動が早いのです。仕事で大切なことは、信用と早さです。早くないと絶対に負けます。原理が分かっている人は変速できるから早いんです。無駄な努力とは方向性が間違った努力を言います。方向性の正しい努力は必ず成果に繋がります。成果に繋がる行動ができるから企業が伸びるというだけなんですね。

まとめ

王道企業にコネ以外で就職できる学生の第一条件は「目が輝いている」ことです。これを置いといて論理的に話をしようとか傾聴力がというわけにはいきません。まずは熱く自分のことが語れた上で、論理的思考や傾聴力が有効になります。まずは心を熱くしましょう。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht

 

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