新卒就活で業界1位に就職する!

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

就活で業界1位に入社する。

業界って口で言うのは簡単ですが、様々な業界があります。

業界の順位は様々な見方があります。売り上げ、従業員数、支店数などですが、総じて売り上げとシェアで業界順位を決めていきます。

業種と業界業界と協会業界1位のメリット業界1位に入社する人の特徴恩恵を受けている企業

業種と業界の違い

基本的に業種を分類すると、

製造業、電気・ガス業、運輸・情報通信業、商業、金融・保険業、不動産業、サービス業、水産・農林業、鉱業、建設業に分かれます。これらから枝分かれするのが業界です。

<製造業>

食料品 繊維製品 バルブ・紙 化学 医薬品 石油・石炭 ゴム製品 ガラス・土石製品 鉄鋼 非鉄金属
金属製品 機械 電気機器 輸送用機器 その他製品

<電気ガス業>

電気ガス業

<運輸・情報通信業>

陸運業 海運業 空運業 倉庫・運輸関連業 情報・通信業

<商業>

卸売業 小売業

<金融・保険業>

銀行業 証券・先物取引業 保険業 その他金融業

<不動産業>

不動産業

<サービス業>

サービス業

<水産・農林業>

水産農林業

<鉱業>

鉱業

<建設業>

建設業

と10の業種(大分類)と33の業界(中分類)に分けられます。

業界と協会

学生さんはあまり知りませんが、日本には協会がたくさんあります。なぜたくさんあるかと言いますと、それぞれの業界を仕切っているのは、この協会です。例えば不動産業界ならば、全国宅地建物取引業保証協会。この協会は全国の85%の不動産会社が所属して

います。不動産保証協会。これは45都道府県に本部があります。全国住宅建設産業協会連合会。日本ツーバイフォー建築協会。日本住宅建設産業協会。不動産協会。この協会は大手不動産を中心に加盟しています。不動産会社は小さな不動産会社が多いのです。だからこういう大手中心の協会もあるわけです。プレハブ建築協会。日本木造住宅産業協会。全国宅地建物取引業協会連合会。と不動産協会もこれだけあるわけです。

ではなぜ協会を作るかと言いますと、これには2つのわけがあります。

1つ目は協会を設立することで政治的に影響力が持てます。政治は数です。数が多い業界は有利に動きます。今、この世の中で圧倒的に政治的に力がある協会は、日本歯科医師会です。民主党政権に移行したときもこの歯科医師会が民主党に流れたのが大きいと言われています。この医師会のメンバー構成は開業医が多いのが特徴です。実は今回のコロナに対しても大きくこの協会は左右しています。コロナの最前線で活躍している医者の方々には本当に敬意を表します。この現場の最前線で戦っている医師の先生は本当にご立派です。新型コロナ発生当初は、言い換えれば武器も持たずに戦場に行くようなものです。本当にすごい方々です。

しかしこの医師会は、まず医者を増やすことを拒みました。全国医師不足と言っているのに、医師を増やさず看護師ばかりを増やさせます。歯科医は増やしても医師は増やさないことで収入や社会的地位を確保しています。実は発展途上国は国民皆保険ではありません。だから医者にかかると費用が高いから薬剤師が重宝されますし、国民の薬剤に関する知識は高くなります。みんな薬局にいくのです。それに対して日本はみんなずぐに医者にいきます。だから開業医の数が増えると歯科医のように経営ができなくなるのです。さらに新型コロナ病床数の問題です。諸外国に比べて発症数が少ないにもかかわらず医療が逼迫している状況の一つにこの問題があります。感染症2類→4類もしくは5類への変更も拒んでいます。業界団体の力は本当に強いんです。あくまでも最前線の医師や看護師は本当にすごいです。現場の医師に政治介入のひまはありません。時間が余っている暇な人たちしか参加できないんです。戦前の日本は、有無を言わせず民間工場を軍事工場に変更させていましたが、戦後はお伺いをしないといけません。協会はどうしても協会員を優先に考えるのでこうなります。

2つ目は、役所がコントロールしやすくなるためです。今回の新型コロナのように、急遽一斉に休みにするとか、国の命令や方針、お願いなどの伝達がしやすくなるのです。経済界の管轄は経済産業省が管轄です。医師や福祉は厚生労働省、金融、保険は金融庁と管轄が異なります。国の決定や方針を個別に話すのではなく、協会に通すと命令しやすくなります。すばやく指示が通りやすくなるのです。

業界1位のメリット

このように協会は国と太いパイプを持っています。だから大きな協会は天下り先にもなります。業界1位の会社は協会の発言力が増します。しかも業界には様々な会社がありますから1位なら圧倒的優位で取引しやすくなります。業界には業界のルールがあります。そういうルールも極端に変更はできませんが、1位の会社の話は聞き入れやすくなります。仕事が圧倒的にしやすいのです。

次に転職です。転職は同じ業界内の転職は順位の上から下へはしやすいですが、下から上はしにくいのが現状です。だから違う業界へ転職しないといけません。独立も同じです。業界1位の会社ならいろいろな業者とのパイプも作りやすいし、一位ということでいろいろな会合にも参加しやすいです。だからその会合でできた人脈も活かしやすいのです。そういう意味でも業界1位で働くメリットは本当に大きいのです。

さらに知識の問題です。業界1位の会社は設備が最先端です。特に今は技術力がものを言います。良い技術にはいい設備がないといけません。そういう設備投資もたくさんかけているわけです。一位は追いかけられる立場です。そういう立場だからこそどんどん先に進んでいけます。例えば警備業のセコムなどはどこの警備会社よりも早く機械警備にシフトしていきました。どこの会社よりも早く安全な日本国でホームセキュリティーサービスを積極的に導入していきました。こういう早めの行動が圧倒的優位にたつのです。一位には一位である理由がきちんとあるのです。

業界1位に入社する人の特徴

真面目で、挑戦心があって、行動力のある人です。しかも人を巻き込む力のある人です。これらが総じて高い人ですが、その中でも必要な条件は、論理的に物事を考えらる人です。きちんと物事をフレームで考えて整理できていないといけません。この力は最低限必要な能力です。これがあって前項が加算されていくと考えて下さい。

京大芸人の宇治原さんが仰っていましたが、頭がいい人とそうでない人の違いは、頭の中が整理されているかどうかだそうです。つまり我々凡人は頭の中をタンスと例えたら、一つの引き出しに靴下やタオルやシャツが全部入っている状態です。方や頭のいい人は、靴下、シャツ、タオルときちんと引き出しが分かれています。それが各分野ごとに分かれているので新しい知識はその引き出しに積み重ねればいいだけのことなんです。考えるときもこの分野の知識は整理された引き出しから出して考えていくのです。整理されているからドンドン積みあがって使う時はそれを出すだけです。

論理的に考えられる人は、理解が早く、わかりやすく話ができて、きちんと順序だてて考えらて、さらに全体を客観視できる人です。業界トップにいくような人は、それに加えて行動力も高く、必ず結果を生み出す行動をしています。その結果を生み出せた根拠をきちんと説明できて、先のビジョンも順序だてていないといけません。圧倒的に理系の脳ですが、数字が強い理系ではなく、空間把握を空間認識力のある理系脳であるわけです。

だから我々ができる事はまず、人の話を簡単にまとめる練習をしていきましょう。相手が何を言おうとしているのかを端的に言える練習を積んでください。普段の会話の中で練習するしかありません。話がまとめれるようになれば、次に計画を立てる習慣を身に着けて下さい。日付を決めて~までにこの目標を達成する、と決めそれを逆算して小目標の設定をしていくのです。そしてその大目標を必ず達成するのです。

小目標の達成がない限り大目標の達成はありません。だから小目標に達成しない場合は必ずなぜかの根拠を考えて下さい。そしてまた小目標を修正し必ず、大目標に向かって進んで下さい。しかもそれを一人でするのではなく複数で成果を挙げるようにしてください。

というように結局は普段からPDCAを如何に効率よくやっていくかを考え、純粋に成果を挙げることを真剣に想い、人の役に立てることに本気で喜べる人です。真面目の定義である「本気で向き合い、真剣に物事に取り組み、人に対して誠実な人」が実行できて、そして挑戦心の高く、行動力のある人です。

業界1位の最も大きな恩恵を受けている企業例

広告業界で圧倒的にトップを走っているのが電通です。博報堂を大きく引き離しています。以前ブログでも書きましたが、「電通とサイバーエージェント」、で書きました。参考までに読んでみてください。電通は日本の広告のおいしい果実を吸いまくっています。良いか悪いかは別として、コロナ給付金の件だって一次卸が電通の子会社が入札しています。三菱があれだけの大きな財閥になれたのは一重に政府との癒着です。国の仕事は本当に大きんです。業界1位の会社は国の仕事が優先的に回ってきやすいのです。超有名どころが、元嵐の桜井さんのお父様は、テレビ局の免許管轄の大元の元総務省トップの桜井さんです。その方の天下り先として電通の取締役になっています。そして電通が一声かければ、広告を主な収入としているメディアのほとんどは記事にしませんし、記事も小さくなります。いい例が水泳の瀬戸選手の記事はどこも1面に小さくのしています。これが業界トップの力なんです。日本のTV、雑誌は電通のさじ加減で収入が大きく変わるのです。そこでサイバーエージェントなどが一早くネットに力をいれていたわけです。

このように業界1位は国とのパイプが強くなるから、どんどん力をつけて、取引会社に強く出れるようになります。電通は極端すぎるでしょうが、業界の序列は就活生であるならば必ず意識してください。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht

 

 

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