就活は何をすればいいかわからないから不安になるんです。
みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
就活は受験ではない!
就活は何をすればいいでしょうか?
まずは過去の洗い出しです。学生時代頑張ったこと。自己PR。就活の軸。挫折。長所短所です。これがきちんと一貫性で整っていないといけません。
学生時代がんばったこと
これはある意味で苦労して成果を挙げたものを考えましょう。しかもその成果は1人でなく、複数で成果を挙げたものです。陸上でも1人で取り組んだ、というよりも仲間と練習してどう意識した練習をしたかを考えてみてください。一人で頑張るのは当然です。仲間とどう頑張って仲間をどう巻き込んでいったのかを考えてみてください。
自己PR
これは会社に対して自分のどういう部分が御社で有効になるかを言うわけです。例えば、巻き込む力、あきらめない力、リーダーシップなどですね。そういう能力を使って御社がどうプラスに転じていくのかをアピールするのです。しかもこの自己PRは過去の自分がどういう能力を使って危機を乗り越えてきたのかです。そういう根拠を持って話すようにしてください。コンピュータ診断など根拠のない強みは伝えない方がいいですね。
就活の軸
これは自分の価値観です。この価値観を照らし合わせて企業を選んでいきます。この自分の価値観を過去の自分と照らし合わせて言語化していきます。難しい言葉はいりません。成長したい、というならば軸は成長できる企業ですね。これも過去の自分から照らし合わせながら考えていきます。
挫折
挫折はそこから自分がどう変わったかを言います。今回のコロナの件で多くの学生さんが挫折しています。挫折とは思いがけないアクシデントで、予定が大きく変更することです。コロナで留学していた学生さんは帰らないといけなくなりました。そこから自分がどう変わったのかをきちんと言えないといけません。
長所短所
長所と自己PRは同じですか?という質問をよくいただきますが、それは違います。自己PRは自分の強みが会社でどう活かすかをアピールします。リーダーシップや巻き込む力などそれを会社でどう活かしていくかです。挑戦心もいいと思います。方や長所は客観的にみた自分の良さです。優しいとか、言葉使いが丁寧だとか、会社に関係なく、人間性が高いものを言います。
学生時代のエピソードを考える
このエピソードはまずは自分が頑張ったエピソードです。その上で必ずチームで頑張ったエピソードを考えます。それを考えたらその時の自分の役割を明確にしていきます。その上で、どう全体に関わって成果を上げていったのかを具体的に考えます。大事なことは成果につながる行動です。そこを明確にしていくと話がしやすくなります。
次にその中で自分の価値観は何なのかを考えていきます。例えば、私は真面目に物事に向き合う、として真面目とは、物事に真剣に向き合い、本気で取り組む。そして人に対して誠実なことです、と自身の価値観を明文化します。こう言う文言を自分の中で明確にしていきます。もっと簡単でいいですが、次にこの価値観が過去の自分をどう作ってきたのかを考えていきます。そしてこの価値観が挫折から生まれたのかもしれませんし、そこはいろいろ過去のエピソードを踏まえて考えてみてください。大事なことは線につなげることです。過去から現在までの行動に根拠をもった線を作ることを意識していきましょう。
そうなると次は未来です
未来は必ず過去の行動から考えていきましょう
企業はその人の過去には関心がありません。関心があることは、この学生がこの会社で何をしたいか、です。だから学生はこの会社に対して何をしたいかを明確にするんです。多いのが海外事業で働いて海外と接点をもった働き方をしたい、です。この内容は曖昧過ぎます。海外で何をしたいか、です。だからこのブログでも何回も書いている、社会で実現したいことを明確にしてください。社会で実現したいことを会社を利用して実現するのです。海外事業部で働きたい人の多くは英語が得意や留学先がおもしろかったなどです。では海外の人とどうかかわり、どういう社会にしていきたいのか、などをしっかり考えてみることです。それを具体的に話せる人が成果を生み出せます。具体的に話せないといけないんです。何度も書きますが、大事なことは未来です。未来を明確な根拠のある言葉にするために過去の洗い出しが大事なんです。
もう2月です。今からなかなか新しい取り組みはむつかしいかもしれませんが、あきらめずに取り組んでいきましょう。就活は何社も何社もダメなものをもらいます。そのたびにもっとこうしておけばよかった、とみんな思うんです。そうならないためにも今できる行動をしっかりやりぬいてください。
就活は受験ではありません。受験はやるべき内容は明確です。受験勉強をするツールも市場には多数出回っています。だからやろうと思えばいくらでもできますが、就活には問題集はありません。SPIやWEBテストも教材はあっても面接や自己分析の問題集はありません。自分で主体的になって調べていくしかありません。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫