人づくりカンパニーの共通は

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

内発的動機付けを意識した組織風土

トヨタやグーグルなどはまさに内発的動機付けの高い企業です。グーグルなどは自由な仕事環境などがそうです。グーグルは世界各国の優秀なオタクの集団です。ですから「戦略的忍耐」を持って待ちます。その待った先にイノベーションが起こるのです。そういう発想から、マネージャー制を廃止した時期もありましたが、それが失敗し、マネージャーの重要性を再認識しています。優れたマネージャーには8つの行動があると言います。①優れたコーチである。②チームに力をつけ、細かく管理しない。③メンバーの仕事上の成功、私的な幸福に心を配る。④建設的で結果を重要視する。⑤コミュニケーション能力が高い。人から情報を得る一方、情報を人に与える。⑥キャリア開発サポートをする。⑦チームための明確な展望と戦略を持つ。⑧専門的な知識を持ち、的確にアドバイスできる。グーグルは仕事の質を高めるためにいろいろな手法を取り入れているのです。天才エンジニアを選び、自由な環境に置き、自発性に委ねるのが、グーグルの人づくりです。

トヨタに至っては、品質の高さと低コストを実現させるための生産システムである「トヨタ生産システム」「かんばん方式」「QCサークル」などがあります。必要なものを、必要な時に、必要な分だけ提供するという「ジャストインタイムシステム」や「リーン生産システム」と呼ばれるものです。これらは聞いたことがあるでしょうし、やっていることは言葉では簡単です。必要なものを・・・なのですから。それを系列会社を含め全てでやり通すわけです。

トヨタの物づくりの強さは2つに集約されています。1つ目は厳格に規定された作業内容、連携体制、生産工程を科学的な問題解決アプローチで取り組んでいることです。ある生産過程で問題が発生すれば、チームリーダーが作業者にに問題を問いかけ、コーチとして、分析、改善解決の仮設、検証という科学的アプローチによって指導していきます。ある生産工程の現場では20分に1度、仮説が検証され、それが作業者、チームリーダー、グループリーダー、アシスタントマネージャーへと上層部にいきわたり規定を変更したりします。

2つ目は価値観のすり合わせです。1台の自動車には1万台以上の部品点数が必要です。これらの部品を一つの完成品に組み上げるには様々な調整や問題解決が求められます。

トヨタの生産システムにおいても名称や中身を伝えることは可能です。しかし、1万点の部品を狂いなく組み立てる問題を解決するのは人です。グーグルの自由な発想を生み出すのも人です。それを継続的に成果を生み出す仕組みこそが、内発的動機付けの仕組みです。この動機付けされる場所が現場のミーティングやカフェテリアでの雑談です。人が人をきちんとコーチして気づいて活かす仕組みがあるのです。人に伝承するのは人だという事が人づくりカンパニーの象徴です。それが研修という場でもいいですが、やはり一番は普段の仕事上での指導をきちんと現場サイドまでいきわたっているかです。トヨタの本来の強みはシステムではなく、人が人を本気で指導できる仕組みです。その本気がよその企業にはできなんです。

人づくりカンパニーは、学校では作れません。トヨタだって、ファーストリテイリングだって各々の研修目的の社内大学はあります。しかしそこは主にスキルを養成していくところです。ファーストリテイリングも人づくりを前面に出している企業です。企業理念を浸透させる王道経営の企業です。その作り方に昇進や報酬という外的要因を取り入れて、その後内的動機づけに持っていける伝承のシステムをきちんと企業風土として持っています。外的動機づけはきっかけにしかすぎません。継続するのは内的動機づけです。その仕組みがあるのかを就活生さんはしっかり見定めて企業に就職していきましょう。

一部上場でも、人を物としかとらえていない企業はあります。

一部上場している企業は全て素晴らしいと思うのは誤解です。業績を上げるだけなら、時代の波にうまく乗れればすごい成果が生まれることは往往にしてあります。従業員に頼らなくても売り上げがどんどん上がるんです。そういう企業の多くはワンマン社長の会社です。それをどう見分けるかは会社の役員に会った印象しかありません。役員こそ、社長を映し出しています。社長のある部分を象徴し、ある役員は社長のある分を象徴し、というように社長の強みが一人一人に象徴されています。なぜならその役員を選ぶのはワンマン社長だからです。一部上場の基準は厳しいので、いきなり1部で上場する企業はすくないのです。しかし2部に上場したあと1部になるとすごい緩和されんです。そいういう緩和された条件で1部上場しているので、ワンマン社長が多いんです。

OB訪問でしっかりそこは見分けましょう。OB訪問でのポイントはその会社が内発的動機付けの社風のある会社かどうかを見分けてください。あまりそういう伝承システムがない会社は、売上至上主義かもしれません。それはそれでいいのかもしれませんが、そういう会社では残るものがありませんよ。企業選びはOB訪問からですよ。社風が分からなければ殺伐としているかもしれませんから

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht

オンライン就活セミナー開催中

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です