企業が求めているのは正解ではなく、自分の考えです
みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。
仕事に正解はありません
企業が質問で求めているのは、自分なりの根拠のある考えです。よく面接練習をしていて返答の正解を聞いてくる学生さんがいます。さらに言うと教科書的な回答をする学生さんも多いです。教科書的な回答がその人の個性であるならばそれはそれでいいのかもしれません。つまり自分は決まったことを確実にこなすんです的な人ならばそれでいいと思います。ただ就活は厳しくなるでしょう。大事なことは自分の考えです。自分がどう考えて、その考えに至る経緯が大事なのです。
自分なりの考えをどう伝える?
正解のないものをどう話すかは難しいところです。あまりにも極端すぎることもおかしいでしょうし、教科書的な回答もいけないとなるとどう答えればいいかわかりませんよね。まず大事なことは自分の年齢は21から23くらいだということです。大学生でよく誤解することが自分は大人だ、という錯覚です。人事の人から言えばそれは18歳の人と変わりないんです。つまり子供であり大人であるんです。だから無理に大人ぶらないことです。現実的すぎると会話の内容がどうしてもつまらなくなり、飛躍しすぎると子供っぽさがでます。適度なワクワク感をきちんと主張していきましょう。
実は昔の人とと比べて今の学生さんはとても現実的な人が多いんです。なぜなら裕福だからです。一人一台スマホを持ち、自分の部屋もあり、プライベート空間が保持されている人が多いです。ですから夢を描く必要は全くありません。昔はプライベート空間もなく、尾崎豊が若者の代名詞であったように、現実から飛び出して自由になりたい、と思う学生はとても多かったのです。だから夢を見ろと言われても現実が満足できる世界なんで夢なんて見なくても今の生活が保たれればいいんです。そういう意味では先を見た答えは考えにくいのです。
現実の世界からワクワクする話をするためには
まずは、仮説をたてることでしょう。仮説を立てて検証していくことです。その仮説は過去のことを引き合いに考えてみてください。例えば、コロナが収束したら世界はどうなっていると思いますか?と聞かれたら、オンライン元年ということで、オンラインはつづくと思いますが、gotoキャンぺーンが上手くいったことを引き合いに未来の姿を考えてみてください。そうすれば自分なりの仮説が立てれるはずです。統計的に物事を考える必要はありません。あくまでも数字や過去のでき事を検証して未来を予想してください。そうすれば飛躍しすぎる話にはなりませんし、かといって現実的すぎる話にもなりません。大事なことは、子供っぽすぎず、現実的すぎないことです。そこからワクワクする話を考えましょう。
文章では上手く伝えれるが、話せない人もいる。どうしましょう?
こういう人は多いです。テストと違って、就活は今までの生きてきた過程が問われます。どういう事かと言いますと物事に関心を持って生きてきたのか?目標目的を持って生きてきたのか?自分で理解し行動してきたのか?成果を生み出す行動はとれていたのか?どういう価値観で生きてきたのか?などを明文ではなく、行動で聞いていくわけです。だから、テストのようにすぐに成果が表れるわけではありません。だからこそ、より意識して変えていかないといけません。
話せるようにはなるには、まず自分の考えをきちんと持たないといけません。自分の考えを持つという事は、心が感じないといけません。心が感じるためには周りの出来事に関心がないといけません。関心を持つという事です。オタクと呼ばれる人は、得意分野の深さがあります。これは単に得意分野に関心がと強いだけなんです。得意分野以外のことはだまるのがオタクさんの特徴です。周りに関心を持ちましょう。そうすることで自分なりの考えができてきます。そうすると人との差が違いがわかってきます。
話せない人のほとんどは正解を求めています。自分の発言は正解なのだろうか、不正解なのだろうか、となり話せません。自分の考えに正解はありません。正解を恐れず、しっかり考えを主張しましょう。次に自分の発言に不安になるの人は①知識がない。②相手の聞いていることを理解できていない。ということがあります。①は関心がないから知識がないんです。関心を持つ努力をしましょう。関心の持ち方は、我が事のように考えることです。自分の身に起きたらなどと考えていくと徐々に関心がましていきます。そうなると必然的に知識が付きます。②に関しては、なるべく相手の話を要約する習慣をつけましょう。友人と話していても、「あなたが言っていることは①~、②~、というとだよね」というように要約していくのです。聞かれていることがわかるから、返答もわかります。これって簡単なようでむつかしんです。友人だから気楽にこういうことができます。友人自身もそこまで深く話していない内容が多いんので、これはとても練習になるんです。これを普段から繰り返してください。
今の就活で話せない人で超大手と呼ばれる企業に就職はできません。だから意識して話す練習をするしかありません。意識して積極的に議論していきましょう。
≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫
https://www.sankei.com/premium/topics/premium-31847-t1.ht