交流分析を就活に使う。

みなさん、こんにちは~。内定塾大阪校です。

交流分析(TA)を使って就活生のことを指導する場合があります。

人は大人の部分(アダルト)とこどもの部分(チャイルド)を持ち合わせています。それはだれでもそうです。

そこで大人の分をCP、NP、Aと3つに分け、子供の部分をFC、AC、RCの3つにわけ、合計6つに分類します。

ここで大切なのは、誰しもこの6つの要素は持ち合わせているということです。強弱があるというだけなのです。

ここでそれぞれを簡単に解説します。

CPは父親的要素です。厳格でリーダーシップが強い分、おそれが生じます。経営者はこのCPが強くないとリーダーシップは発揮できません。

NPは母親的要素です。愛情にあふれた人です。こういう人が上司にいるととても話しやすいです。

Aは成人の部分で、論理的に考えます。ですのいでリーダーシップで必要な要素はCP、Aが強くないといけません。Aが強い人は冷たい印象も与えます。論理的に考えていくんですからね。

FCはフリーチャイルドで、無邪気な子供です。天真爛漫などはまさにフリーチャイルドが強いです。明るく、元気で無邪気な人ですね。感情優先で行動してしまうところが大いにあります。

ACは従順な子です。言うことをきく子です。言われたらきちんとするとか、指示されるときちんとこなす人はこれが強いです。

RCは反抗的な子です。すぐに反抗したり、あまのじゃく的な子はこれが強いです。ただ、ACとRCは双子ともいわれています。ACとRCはセットで考え、5つに分類している交流分析は多いですが、我々は6つに分類しています。

これはこの6つの強弱が問題なだけです。では、就活生の人たちはもちろんFC、ACのCの部分が強いのは当たり前ですが、大人の部分のどれが大切かと言いますと(CP、NP、A)のAの部分です。アダルトです。もちろんCPも強いにこしたことはないですが、CPはなかなか22歳の段階では強くなりにくいですね。

Aを伸ばす方法は、感情的な行動の前に、考えてみることです。効率性は考えるのです。言われたから動くのでは、ACが強くなりますし、感情的に動くのであればFCが強くなります。Aは論理的です。ただ、これが強いと行動しません。

ですので、AとFCの両方が強い人が、就活には有利です。Aが強い人ほど、FCは低いです。FCを高める方法は、すぐに行動することや、感情を表現するなどしてください。就活で勝ちあがる人は、AとFCの強い人です。

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