夏に訪れる。就活が遅れる原因。

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

他人との比較で負ける現実を受け入れられない。

前回のブログ「3回生の夏の過ごし方で就活の結果が変わる。」で夏からの過ごし方が自分を変えるという話をしました。これは上手く行く人です。しかし上手くいかない人も多くいます。その多くが、就活で出遅れるケースです。こういう人は、まず夏にインターンは参加します。参加しても自分の考えているのとは違うなぁ、と感じます。そして9月の終わりころに就活のことを止めます。学校も再開し、就活に向き合わないといけません。しかしやはりやる気になりません。そんな時に、就活と異なることをしだします。そうこうしているうちに1月です。ここから始めても問題はありません。ただ、やはりやる気は起こりません。そしてダラダラ2月を過ごします。3月になり就活解禁のニュースが踊ります。そこでようやく動きだします。ここからはやいのやいの言えません。ただ、ひどい人はこの3月の時点でも動きません。4月になってようやく本腰を入れます。しかし正直遅いですよね。結果として自分の思う企業へはいけません。その大きな理由に、「他者との比較」で負けることが許されないんです。自分が否定されることを何よりも嫌がります。だから遅れるんですね。ある意味での回避性パーソナリティー障害のある一面が出ます。過度の否定への不安が行動を妨げます。これは誰でも持っている障害です。それが強く表れているにすぎません。障害が強く出ているからと言って企業は理解はしてくれません。

こういう場合どうしたらいいでしょうか?一番いい方法は、もう1年留年することです。過度に否定を嫌がる場合の対処方法は慣れることです。ですから6月終わりにはある程度の結果が出ます。ですからそこからしっかり自分への否定と向き合います。自分の強みはなんなのか?自分は勝手にいいように解釈しすぎていないか?などきちんと向き合います。どの人も最初は~が忙しくて、とか、自分に合うような企業が見つからなくて~、とか自分に都合のいい言い回しをします。そこをもっと深堀していきます。真実の自分の感情と向き合います。そうするとなぜ行動しなかったかがわかります。ほとんどは、就活がいやだから行動しないんです。何がいやなのか、何が怖いのかときちんと向き合います。そこから再スタートが始まります。

無理に就職するよりも、もう一度チャレンジ!

就活でのスタートの遅れのために、決まらなかった学生さんは無理に就職するよりももう一年しっかり準備してからしてもいいんです。就活留年する上大事なことは、ガクチカがきちんとあるかないかです。それがなければ、正直厳しいでしょう。すごいガクチカはいりません。しっかり応えれるガクチカがあり、それがある程度企業側から評価を受けているかです。もしそれがないとなると出遅れとは関係がありません。大学4年間で本当に何もしてない学生はいるんです。それはまた同じことを繰り返します。そうでなければ、自分への否定の問題なのでそこと向き合えば活路が見えてきます。能力に関しては理数的要素にも絡んでくるので、すぐにどうこうではありませんが、自己への向き合いは本当に素直に自分の感情を伝えれるかどうかです。

あくまでもこういう誰もが持っている障害の一部分が原因で遅れた場合です。2回目で必ず上手く行く保証はありません。大事なことは遅れた理由はなんだったのかを明確にすれば次の行動は変わります。うちの学生さんで、就活1年目は出遅れて決まらず、次の年はなぜ出遅れたのかをきちんと分析しないまま2年目に入ったので、この学生さんは他の友人と同じように卒業旅行に3回くらい行きました。そして就活留年(5回生)の4月からは友人も少なくなり、決まらず返って落ち込んでしまうという現象がありました。この原因はなぜ出遅れたのかをきちんと考えなかったのが原因です。そこが理解でいていれば4回生の3月までの行動も大きく変わっていたと思います。

就活は本当にシビアです。企業の欲しい人材だけが欲しんです。他の人はどうなろうとお構いなしです。それに加えて学校側もこういう留年生に対する支援が周知されていないこともあります。就活留年の問題は友人が大幅に減ることです。それは情報も少なくなります。情報と就活はある意味では比例します。就活留年は安易にするものではなく、自分の中に、行きたい企業、やりたい業界、企業のネームバリュー、企業規模、他者への評価、などのはっきりとした企業選びの軸が明確にさえなればうまく行くでしょう。上記で書いた学生には軸がないから苦労したのです。軸があるから留年してもやり抜く力がでるんです。それほど就活留年(5回生)の環境は現役4回生のときと大きく変わるという事は知っておいてください。

単位上の問題で留年が確定している人は、4回生の時にしていなかったり、力を入れていなかったりなのでこの話は参考にはなりません。

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