円安を就活でどう語る?

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

円安、円高はバランスなんです。

高橋洋一先生がおっしゃっているのは、先進国同士の円安、円高は予想の範囲内だそうです。言われてみればその通りなんです。円が70円台までの円高になっていた時は、日本は金融引き締め、アメリカは緩和という状態でした。それに対して、今回は日本は緩和、アメリカはさらなる引き締めという状態です。その国の中央銀行の金融政策で大まかな円高や円安はわかるそうです。突発的な出来事で、ブレることはあっても大体おおまかに収束はしていくようです。何においてもバランスですね。引き締めたら引き締める。緩めたら緩める。と協調して行かないと取り残されるという事です。

では日銀が引き締めにできない理由は国債の利払いが一気に上がるからです。日本は大量に国債を刷って銀行に買ってもらっています。日本は国債をすりすぎているんですね。

さて、そんな専門的なことは私たちにはわかりません。ですから就活生が考えるべきことはこの円安に対してどういう意見を持つのかです。ダメなのが輸入商品の価格があがり、海外旅行が減るなどの普通のことを伝えてもいけません。大事なことは意見です。自分なりの意見です。例えば輸入が主な会社の場合は、仕入れが高騰します。その時に、こういう時こそ、商品に対する目利きの力に差が出ます、それが御社ならできると確信しています。など自分なりの考えを述べるようにしてください。

就活で大事なことは個性です。その個性をどれだけ発揮できるかです。この個性が考え方です。多くの学生が円安については、旅行の問題や輸出入の問題などを話すだけです。そこから導かれる自分の意見を話せるようにしてください。それがある意味で個性です。問題点しか言えないようではそれは単なる評論家にしかすぎません。評論家は「いうだけ大将」です。民間企業が最も毛ぎらうものなんです。

私の書いた返答は一例です。こんな聞けばなんてことないことでも、話せば、相手への印象は大きく変わります。それくらい今の学生さんは意見も持てないんです。不思議ですが、政治に関しての議論はできるんです。しかし経済に関しての議論はできないんです。この理由は政治は、政治家や官僚がするものだから、所詮は他人事です。だから一見もっともらしいことを言えますが、それに対してアクションは本人たちはしません。つまり評論しやすいんです。それに対して経済は生ものです。経済状況をどう利用するかは、それぞれです。だからある意味では自分たちに直結しやすくなります。そうなると行動と理想のギャップが生じてくるんでしょうか?

とある社会人さんの話。

この人は、政治に対しては本当に熱く語ります。今の政治は、とか、自民党は、とか、核の問題は、とか、では仕事となると自分で創造はできません。決まったことはきちんとやろうとします。しかし自分で工夫ができないんです。典型的な、評論家なんです。ですから、この人は本当に就職が決まりませんでした。中途採用だから尚更、企業側は怖いんでしょうね。批判するが創造できない社会人は扱いも難しいですからね。

さて、こういう社会人にならない方法は、①若いうちからしっかり先輩に習って、工夫をし、結果に対してどん欲に受け止める。②結果に対して分析をし、改善し、行動する。という改善行動を必ずする。この②に関しては結果に対して、分析した結果、止めるつまりしないという選択をしてしまいます。この時の前提は、結果が出るまでやり続ける、という意思が大事です。

できない理由、しない理由は誰でも思い浮かびます。それをいくらもっともらしい言い方をしてもそれはしないというこぎつけだけです。そんな話を面接官に語ったら、面接官は「あきらめの早い子」という判断をされます。そういう判断された中で、自分の強みはあきらめない根気強さと主張しても意味がありません。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

オンライン就活セミナー開催中

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です