前代未聞。社長自ら不正競争防止法で逮捕。

みなさん~、こんにちはー。大阪の就活塾、内定コーチング関西校です。

カッパ寿司社長逮捕。

この人は田辺公巳(かつみ)容疑者です。2014年にはま寿司の取締役に就任し、後にゼンショーのオリーブの丘の代表取締役に就任。2017年にジョリーパスタの代表取締役。2018年にココスジャパンの代表取締役。2020年にかっぱ寿司のカッパ・クリエイトに顧問で就任し、役員に。2021年に代表取締役になりました。

はま寿司、オリーブの丘、ジョリーパスタはゼンショーの子会社です。ゼンショーでのし上がり、そこからプロ経営者チックな活動をしようとしていたようですが、かっぱ寿司では、はま寿司の手土産を持って代表取締役になれたのでしょう。しかし、社長自らスパイのようなことをしてポストを取るとは本当にしつけというものを疑いますね。だから社長として成果があがらなかったのでしょう。

今、プロ経営者になるには、一つの企業でのし上がらないといけません。かれはゼンショーでのし上がれた分、別の企業でも社長として受け入れられたのでしょう。こういう前職を平気で裏切るような人は、そういう企業風土で育っているのです。もともと彼は純粋な人間だったのでしょう。それがゼンショーで働き出し、人と物と扱い、人も物も全てが自分の土台にあると考えてしまうゼンショーの社風が裏切者を作りだすわけです。つまりどっちもどっちなんです。20年も同じ企業で働けば、その社風が必ず自分に浸透し、それがビジネスだ、みたいに言って弱肉強食風を演じだします。ゼンショーから追い出されたのでしょうね。こういう人は勝ち上がるよりも追い落とす方を優先する人なんです。そういう社風なんです。いくら何でも社長がスパイ容疑で捕まるというのは、日本人として恥ずかしい限りです。リクルートの江副さんが捕まるときも直属の部下たちが懸命に身代わりなろうとしていた話は今でも有名な話です。賄賂を渡すのと、スパイをするのとでは、はっきり言って同じ犯罪でもスケール感が違いますよね。きっと誰も身代わりになろうなんてことはなかったのでしょう。スパイ行為はのぞき見行為と似ているような気がしてるんですね。

出世するのは社風に合う人!

就活生さんが企業選ぶときは、社風に合う企業を選んでください。その会社で20年以上お世話になるということは、小学生から大学生卒業まで6、3、3、4年の16年よりも長くいるわけです。そう考えると人格が染まることも理解できるはずです。特に飲食店やサービス業、ITなどの情報業は1代で成長した会社が多い分、社風がイケイケ感の会社が多くなるのは否めません。

そうなると出世するのもイケイケです。ベンチャー企業にはありがちなことです。今なら社長の横で共に成長を実感できる、というフレーズをよく聞きます。これって結局は社長のイケイケ感を学ぶわけです。それはそれでいいんです。社長から学ぶことは大事です。ただその社風が自分の理念に合わないなら止めておいた方がいいんです。上がるためにはその色に染まらないといけないからです。

だからOB訪問や事前に社員さんとの交流は大事なんです。特に若い企業であれば尚更社長の色は濃いですから、しっかり会って確かめておきましょうね。

≪斎藤塾長のプロが指南の就活の極意≫

オンライン就活セミナー開催中

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です