超大手企業には知識のない学生は絶対に受からない。

内定塾大阪校です。

AIの進化の加速を知っておくべき

前回のブログでテック産業のリストラについて書きました。その続きでもありますが、アメリカのハイテク産業を中心に大卒資格の撤廃をすすめています。この動きはこれからどんどん加速するそうです。やはり人的能力はどんどんAIに抜かれていっています。テスラ社のイーロンマスクなどは半年間、AI開発を中止し、倫理的な規制を世界で共有すべきと提言しています。善意的な人工知能と悪意的な人工知能とがどんどん進化しているというわけです。本当にターミネーターの世界に近づいているのかもしれません。

就活でうまくいかない学生の多くに知識不足が挙げられます。ウエブテストなどで落とされるケースも多いです。最近は大学の入試の多様化のため、基礎学力がない学生が多くなっています。企業側としてはなるべく基礎学力のない学生は入れたくないのが本音です。かといって今更基礎学習をしたい学生も少ないでしょう。基礎学力の問題はいろいろなところで支障がでます。書類の不備が目立ったり、時間にルーズになってしまったり、報告が単なる伝書鳩のような報告になってしまったり、とすべて少し考えれば改善できるものばかりです。書類の不備は見落としですし、時間ルーズは確認ミス、報告がそのままの人は、まとめる能力の問題です。

企業側は知識のない人間を入れることで社風が乱れていきます。中小企業では絶対的に、インスタやツイッターを器用に使える人材は欲しいのです。こういうSNSを多用して企業宣伝などをして収益を得ている学生などは喜ばれます。しかし大企業ではそれは返って情報によるイメージ変更などの観点からも困ります。普通にSNSを活用している学生がいいわけです。だからこそ基礎学力があった上で、普通にSNSを活用している学生を欲しがります。ひと昔前は必ずファイスブックは確認されていたものです。

いやでも本を読む習慣はつけた方がいいです

基礎学力がない学生さんが、今更現代社会を勉強する気にはなれません。就活では株価と為替は絶えず知っておかないといけません。基礎学力の問題は実は興味のないものをいかにこなすかの指標にもなります。上記のSNS活用で企業とコラボするような学生は影響力の問題です。彼らに共通しているのは、好きなものにはまりやすいということです。しかし大企業でははまる人は好みますが、はまりすぎる人は困ります。そういう意味で自分で制御がつくかがポイントなんです。そう考えるといやものでもやりやすいのが「読書」です。

この読書のポイントは、なるべく小説がいいんです。題目は、企業案件に関しての本でいいです。例えば、映画から先に入って、そのあとに読むなどすれば、登場人物のイメージがわくので読みやすくなります。その上で1冊読むと、読んだという自信につながります。今の学生さんの読書のハードルが高い理由は時間がかかるという点です。だから手にとりません。次に手に取っても読みたくないから入り込めません。ですので内容をある程度知っている本、もしくは、いいと言われている本、などを中心に読むと読みやすくなります。あくまでも就活のための本ですので、恋愛小説などではありません。

なぜ読書で基礎学力が上がるかというと、常識がわかってくるからです。それが面接の対策になるのです。今面接は、雑談のように話す雑談面接が主流です。話しやすい空気を作り、その人の人となりをきちんと聞いていきます。一部財閥系の企業は、圧迫的な面接もします。能力を見極めるために極度の緊張感で話させたり、口頭試問的な企業もあります。ただ会話はキャッチボールなので、常識的なことをしていると話の中身が深くなります。これが大事なんです。

知識のない学生はうまくいかない!

知識とは業界知識です。多くの学生がアルバイトとと同様な受け方をします。面接は一次試験は過去のこと。二次試験からは未来のことが中心になります。未来のことというのは、この会社で何がしたいのか、将来どうなりたいのか、企業比較の上での志望動機などです。これらは全て企業研究が根拠となります。企業研究がいい加減だと夢物語になって満足するのは自分だけになります。企業研究と業界研究はセットなのでそういうことを学ぼうとしない学生は厳しい結果になります。

HPを見て知らない単語がないようにしてください。さらにHP上で知った内容を深堀して進めていく習慣も大事です。産業ガスのことでしたら、メタンがHP上に載っています。HP上だけのメタンだけでなく最近のメタンの動向やメタンのより詳しい性質や使用なども調べたうえでHPに戻り内容を深めていきます。どんな仕事でも調べて、自分と照らし合わせて話すということはとても大事です。

いつまでも一次面接しか通りませんという学生の多くは、企業研究がおろそかなだけです。企業研究のポイントは興味関心です。安心や安泰だけが主な志望動機としたら研究は進みません。今一度、なぜこの業界かを向き合いましょう。

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