実は簡単。最終面接のコツv
必死になる!
最終面接でダメな人になる人は多いです。そういう人の多くはこの必死さがありません。気持ちは必死でも「能力が高いと思われたい」「できるやつと見られたい」というのが強いのでこの必死さを自然と隠そうとします。でも考えてみてください。最終面接は役員さんが多いです。そういう人の多くは、自分のお父さんよりも年上です。そういう人が果たして、「こいつは能力があるぞ!」なんて思うでしょうか?それよりもこいつは「伸びるぞ!」と思う方が大事です。この必死さは「愛嬌」でもあるのです。
ですから、聞かれたことに単に答えるのではなく、答え+α+βとこのαは理由などで、βは自分のことです。この2つを上手に伝えることが大事です。一つの質問になぜ、と自分の考えや過去のことを付けて話をします。しかも前のめりで。就活をしているとわかりと思いますが、自分が思うほど、自分の評価は高くありません。まずはそこに気づくことが大事です。そうな
ると自ずと語ることに必死になります。その姿勢こそが喜ばれます。論理性も大事ですが、それは今までの面接でしっかり披露で来ているはずです。だから最終までに来ているんです。あとは素直に自分をしっかり語ってください。
役員は数多くの人と出会い、数多くの仕事をこなし、数多くの社員さんと共に成果を挙げてきた方々ばかりです。だから目が肥えています。だからこそ、一番大事なことは学生さんの価値観がきちんと雰囲気に出ているかです。自分が生きてきた過程や想いを雰囲気に出してください。その雰囲気の出し方こそ、自分の過去を今一度よく思い返してください。様々な危機を自分の強みで解決してきたはずです。その中で価値観が形成されてきたはずです。そういう自分を今一度よく思い返してください。その雰囲気が第一印象が決まります。そこから質問されていくんです。
応えられなくてもいいが、まとめて話せれないとしんどい。
うちの学生さんで、最終面接で応えられなくて泣いてしまった学生さんがいます。意地悪な質問でした。その席で「君の気持は伝わった」と言われ、後日内定をいただきました。人は感情で動きます。面接官の心を射たというわけです。しかし感情論だけではありません。彼女は理系なのでまとめて話すということを心掛けていました。最終面接は百戦錬磨の仕事をしてきた重鎮が相手です。先生ではありません。決して優しいわけではないんです。自分の考えを伝え、理解してもらうことは仕事上必要なことです。そういうところはきちんと見られています。
あくまでも最終面接での一番の基準は、自社に合うかどうか。二番目が辞退しないかどうか、です。そこさえズレなければ最終まで残っているので意識してくれたら、多少のミスは目をつぶってくれます。
志望動機とその会社で何がしたいかのみ。
もう一つ、重要なことはなぜその企業に行きたいのか?そう思ったきっかけ。そして入社して将来何がしたいのか。そのためのキャリプランはどなのか?そのあたりはしっかり練っていかないといけません。多いのが、OJTに従います、なんてことを言ったらもうだめです。自分の意思がありません。大事なことは自分の意思です。その意思を明確にして下さい。その意思のジャッジを下すのが役員の役目です。ただそのジャッジは〇×ではなく、修正です。採用される人は個性がある人です。その個性の一つの判断が未来をどう描くかです。個性がない学生はいいとは思われません。
最終面接で上手くいかない学生の多くは?
これはその企業に合わない人です。どれだけ学生が行きたくても合わなければうまくいきません。合うあわないを学生側で判断するためには、多くの社員さんに合うしかありません。そうすれば学生さんだって判断できます。OB訪問をどれだけできるかで企業の内定をもらえる、もらえないは自分でわかってきます。
ある学生が6月になって就活をもっとやりたいと言い出しました。理由は面接の仕方がわかってきたからだそうです。私どもの言っていることがやっと腑に落ちたというわけです。頭で理解できていても、やるのは本人なんです。腑に落ちていない限りそれは言葉だけの話になります。相手には伝わりません。中身を伝えるために心も伝わっていないと伝わりません。特に技術職や研究職に進まれる場合は、その研究の中身をきちんと理解してないと相手には伝わらないんです。自分が相手に伝えても伝わらなければだめなんです。話し手が理解し納得して伝わるんです。
自分の見栄えばかり気にしている学生は絶対にうまくいきません。おしとやかに見られたい、お美しく見られたい、など主旨と異なることばかりが日ごろから意識しているようでしたら、そういう方は超大手に内定をもらうことはむつかしいでしょう。普段から必死なることこそが内定の近道です。必死さが自然にできるとそれが雰囲気として必ず現れてきます。何事も120%ですよ
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